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『ボタニカ問答帖』瀬尾英男, 京阪神エルマガジン社
¥1,400
※再入荷しました タイトルのとおり、植物と著者が問答する形で、個々の植物が長い進化の過程でものにしてきた特技や特性を解き明かしていくユニークな1冊。植物図鑑のような、エッセイのような、不思議な味わいのある内容となっています。 「毒を盛る女」「たかる男」などの曰くありげなタイトルもさることながら、いかにもそれらしい口調で自分の生き様を語り始める植物たちの姿はどこか人間臭く、親近感が湧いてきます。 紹介されるのは、オジギソウや朝顔など馴染み深い草花から、リトープスなどの多肉植物、ウツボカズラなどの食虫植物まで全38種。写真も美しく、これまであまり気に留めてこなかった植物も、改めてその魅力を感じられるはず。(土澤) ■詳細 『ボタニカ問答帳』(京阪神Lマガジン社) 159ページ 2011年5月 初版 ■古書 特に目立った傷みはなくきれいです。
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『苔とあるく』田中美穂,WAVE出版(古本)
¥1,200
岡山県・倉敷市にある有名な古書店「蟲文庫」を運営する田中美穂さんの初著作。「蟲文庫」は雑誌で紹介されているのを読んで、いずれ行きたいと思っていたお店。その店主の人が本を出したというので手にとってみた、という出会いでした。その後お店も訪ねましたが、倉敷の美観地区にありながら、立ち並ぶ他のお店とは雰囲気を異にする、味のある古本屋さんでした。 お気に入りの古書店の紹介も、いずれこのサイトでやってみたいですね。 さて、『苔とあるく』のご紹介。植物の本なので図鑑や育て方ももちろん紹介されていますが、それよりも――たぶんそれこそが苔の魅力だと思うのですが――観察・採集の仕方、標本の作り方などが本書のメイン。学術書というより実用書といった趣で、その楽しさが、「ほったらかしだと、ただのゴミ」、「コケも風に揺れる」など、標語のような言葉とともに語られています。著者はまるで友人か飼っている猫に接するように親しげに苔について語り、苔を見つめ、育てる。その身近な視線がこの本をとても魅力的にしています。 本書に出会うまで、肉眼では姿がわかりづらい苔は私にとって、他の植物に比べると鑑賞の対象になりづらい存在でした。でも、この本に導かれるまま10倍のルーペをゲットして観察してみると、それぞれに全く違った姿をし、色も違い、小さな林や森のようにも見えてきます。また、その小さな植物があらゆる地表を、壁面を覆っていると思うとなんだかけなげでもあります。 一番驚いたのは、苔について書かれた文学作品があるということ。そんなジャンルがあったのか!とびっくりしつつ、その文章の美しいことにも驚かされます。その一部を抜粋してご紹介します。(土澤あゆみ) ※ちなみに写真の苔は、家の庭に生えていたものです。種類は…不明。 ●苔について/永瀬清子 まだここには 水と土と霧しかなかった何億年の昔 見渡してもまだ泳ぐものも這う者も 見当たらなかったおどろの時 濠濠の水蒸気がすこし晴れたばかりのしののめ おまえは陽と湿り気の中からかすかに生まれたのです なぜと云って 地球がみどりの着物をとても着たがっていたから いまでも私たちの傍にどこでも見られる苔よ お前は電柱の根っこにもコンクリの塀にも いつのまにか青をそっと刷いているのね まして街路樹の下の小さな敷物 敷石のあいだの細いリボン わかるよ 地球の望み 地球のほしがるもの 冬になっても枯れもせず 年中お前はしずかに緑でいる 人間はいつもそれをせっせとはがして 道路やビルを造っているのに でも苔は無言でつつましく 自分のテリトリーを守ろうとする 極致の建築をお前はつくる 描けば一刷毛か、点描でしかないのに それでもお前大きな千年杉のモデルなのよ そして繊毛のようなその茎の中に 秘密の静冽な水路があって 雄の胞子はいそぎ泳ぎ昇って 雌の胞子に出会うのです 大ざっぱすぎる人間には そのかすかな歓びがすこしも聴こえないけれども
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『家守綺譚』梨木香歩,新潮社 (古本)
¥400
『西の魔女が死んだ』『沼地のある森を抜けて』などで知られる著者の連作短編集。 舞台は100年前の日本。駆け出し作家の綿貫征四郎が、庭木の百日紅(さるすべり)の木に思いを寄せられたり、里山で出会う狸や狐に化かされたりと、昔ばなしのような掌編が綴られる1冊。 征四郎がそうした出来事に驚いたり訝ったりする一方、隣のおかみさんや周囲の人は当たり前のこととして話すので、読んでいるこちらもなんとなくそういうことかと思える不思議な説得力があります。 まだ日本人が自然とともにあった、生と死、現実と幻想が混ざり合っていた時代に生きるものたち(人と人にあらざるもの、この世のものではないもの)がすべて横並びで、とてもイキイキと、時にはコミカルに描かれます。困っている相手に手を差し伸べる優しさと、生きるために相手をだますたくましさを持ち合わせ、ひたむきに与えられた世界を生きる彼らのなんとたくましいこと。物語であることを忘れ、日本人である自分のベースに彼らのそうした気質が少しでも残っていれば…と思ってしまいました。 続編である『冬虫夏草』は、本作の静謐さとは対象をなす、行方知れずになってしまったゴローを探しに旅に出る征四郎の冒険譚。タイトルは、虫に寄生し、その名の通り冬には虫の姿で、夏にはきのこの姿となる生態を持つ寄生きのこの名前。そんな、『沼地のある森を抜けて』とも通じる、与えられた場所、運命を生きる命の物語といえます。(土澤あゆみ) ■詳細 古書、文庫 七刷 経年によるスレ、折れなどがありますが、大きな傷みはありません
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『富士日記』上中下巻セット(中古) 武田百合子,中公文庫
¥3,000
かなりうろ覚えですが、昔、村上春樹が何かのエッセイで、スコット・フィッツジェラルドの小説について、どこから読んでも楽しい、気が向いた時にページをパラパラめくって偶然開いたところの一文を読んでみたりする、というようなことを書いていた。私にとっての「富士日記」もまさにそういう本で、ふと読みたくなった時に上中下巻のうちのどれか1冊を取り、一部分を読んだりしている。 例えば、中巻。昭和四十二年七月二十一日の日記から引用してみる。 目が覚める。庭のバラスを踏んで主人が散歩に出ていく足音がする。この間までは、ついてゆく犬のハアハアいう息の音が、それにまつわって聞こえていた。私はもう一度ふとんをかぶって泣いて、それから起きる。 朝 ごはん、佃煮、コンビーフ、大根味噌汁、のり。 昼 パン、ビーフスープ、紅茶、トマト。 去年の古い新聞や紙片焼く。 あざみの花粉が粉っぽくなってきた。金茶色の蝶のほかに、紫色に光る黒い大あげ羽がきて、いつまでもいつまでも羽をふるわせてとまっている。… このエッセイが書かれたのは、昭和39年から51年にかけて。武田泰淳という第一次戦後派の文豪の妻で、主婦で、一児の母だった百合子さんという個人の目を通して綴られる、富士山の麓に建てた山荘での日々。 百合子さんは、野の花や昆虫の名前をよく知っていて、ほぼ毎日、目にする動植物のことを書いている。その観察は、人間の目で見たというよりも、蝶が蜜を吸いに来た花を見るようにとても仔細でリアルだ。この数日前に死んでしまった飼い犬、ポコのことも、吐く息の音を思い出す形で表現されている。その書き方はまるで、その植物、動物の生命の営みをそっくり書き写そうとしているかのようで、とても生々しい。その力強さに強く惹かれる。 そういえば、このサイトで紹介している『APIED』の特集は『富士日記』です。合わせて読めば、よりその世界を感じられるはず。(土澤) ■詳細 文庫『富士日記』上・中・下 3巻セット 中公文庫 古書 上巻は表紙カバーに細かな傷が若干ありますが、他は特に目立った傷みはありません。中・下巻はきれいです。
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【iPhone6/6s】coenoe 手帳型スマホケース
¥3,000
coenoe 手帳型スマホケース【iPhone6/6s】です。 コエノエの世界観を、我々と同じく本好きの幸田 真輝子さんに描いていただきました。 森の中に、小川が流れていたり、花が咲いていたり、本が隠れていたり、小鳥がいたり。よぉく見てから、目を閉じ、耳を澄ますと、そこから声や音が聞こえてくるような、そんな世界です。 本や植物、音楽が好きな方には気に入っていただけるんじゃないかなぁと思います。 ▼素材 手帳部分:ポリウレタン樹脂(PU)/白 スマホ本体はめ込み部分:ポリカーボネート樹脂(プラスティック)/白 留め具部分:マグネット磁石 ▼印刷出力/印刷方式/プリント方式 CMYK出力/UVインクジェット印刷/インクジェットプリンタ
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『BĪNUMPUTNIŅŠ BAJA』M.GODUNOVA / RĪGĀ<<LIESMA>> 1969【中古】
¥1,800
ラトビアの首都リガで手に入れた一冊。 ただ奥付をみてみると、もともとは1967年にロシア(当時は、1940年からソビエト連邦がバルト3国を併合していた)で発行された絵本を、1969年に翻訳したものであるようです。 表紙は、青の背景に、茶色の幹、緑の葉、そこに橙の鳥が下に向かって飛んでいる様子。中は、表紙の緑、橙を引き継ぎながら、水色・墨の4色で、壺、やしの木とその味をとろうと木に登る少年、ラクダとそれに乗る人、車、モスクのような建築物と靴磨きの少年、象、壺を頭に載せた女性、老人の話を聞く少年と少女、小鳥、蛇、バス、などが表現されています。 ■詳細 IZDEVNIECĪBA <<LIESMA>> RĪGĀ 1969 28ページ 縦:21.5cm × 横:16.7cm ■状態 可。年相応の痛み、しみ、汚れ、折れあと、値札のシール跡などがございます。 ご理解の上、ご購入をお願いいたします。 2016.09.25
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『PASAULES BĒRNI』/ RĪGĀ<<LIESMA>>1979
¥2,300
『PASAULES BĒRNI』をGoogle翻訳で調べてみると、『WORLD CHILDREN』と出た。これはタイトルではない?しかも著者名も出ていない。。なぜ?というところで、奥付のSastādījis : Ēvalds Juhņēvičs に注目した。Sastādījis = Compiled ということで、つまり編集した人が、Ēvaldsさんだということだ。さらにわかったのが、Ārzemju rakstnieku stāsti (Foreign writers' stories)、Sešpadsmitais gadagājums (sixteenth elderly)であるということだから、この本はよく児童書にある世界の童話集であり、しかも16歳以上向けということになる。 表紙には、象に乗った少年が横笛を吹いている。その背景には、白と赤の車、計2台と椰子の木2本、少年と同じ民族か、5人が小さく描かれている。 1979年といえば、米国と中国が国交を樹立し、サッチャーがイギリスの首相に就任し、ソニーがウォークマンを出し、ソ連がアフガニスタンを侵攻した年。 ■目次 Marjans Orloņs. Atentāts pret kleksīti. Tulk. R. Luginska ; Lilo Hardele. Dresētājs Osijs. Tulk. G. Leja ; Rudo Morics. Netaisi muļķības, Gita! Tulk. V. Kraučis ; Petars Neznakomovs. Brīnišķīgā kārbiņa. Tulk. V. Kraučis ; Branko Copičs. Mūsējie padzen āpšus. Tulk. D. Dreika-Matule ; Hore Holts. Mans brālis. Tulk. E. Kliene ; Jalmars Sederbergs. Jokdaris. Tulk. E. Kliene ; Hanss Hinks. Mazā, baltā dāma. Tulk. E. Kliene ; Alans Silitovs. Divritenis. Tulk. A. Bauga ; Doloresa Medio. Otrreiz. Tulk. M. Grīnfelde ; Alfredo Reijess Treho. Mans vectēvs un es. Tulk. E. Juhņēvičs . Karmena Baesa. Meitene, kas gribēja kļūt par zirgu. Tulk. E. Juhņēvičs ; Žorži Medaurs. Kazu pārdevējs. Tulk. E. Juhņēvičs ; Gonsālo Kiroga Vargass. Saldējums par tūkstoti. Tulk. E. Juhņēvičs ; Mario Benedeli. Klauns. Tulk. E. Juhņēvičs ; Džons Steinbeks. Notikums M. ielas namā Nr. 7. Tulk. A. Bauga ; Erskins Koldvels. Lēnītis. Tulk. A. Bauga ; Čarlzs Roberlss. Vienīgais. Tulk. I. Blaua ; Omers Seiledins. Vientuļais laupītājs. Tulk. E. Juhņēvičs ; Akrams Usmans. Aklais ērglis. Tulk. E. Juhņēvičs ; Abu-al-Fazls Sidiki. Atgriešanās. Tulk. V. Kraučis ; Šankars. Par ziloneni Sati un zēnu, vārdā Babu. Tulk. M. Grīnfelde ; Krišnabams Malla. Tesu. Tulk. M. Grīnfelde ; Gaje Ni. Izlūki. Tulk. G. Leja ; Suans Šatjs. Noslēpums. Tulk. V. Kraučis ; Ermels Nuida. Zemes pulss. Tulk. M. Grīnfelde ; Dzjodzi Cubota. Karpa. Tulk. M. Grīnfelde ; Alans Peitons. Spaiks. Tulk. E. Juhņēvičs ; Leslijs Rīss. Knābainīte. Tulk. I. Blaua ■商品詳細 Publisher : Tulkojums latviešu valodā, ilustrācijas, «Liesma» Ārzemju rakstnieku stāsti (Foreign writers' stories) Sešpadsmitais gadagājums (sixteenth elderly) Sastādījis (compiled) : Ēvalds Juhņēvičs Ilustrējis (Illustrated) : Zigurds Zuze 1979 247ページ 縦:およそ20cm × 横:cm × 厚さ:cm ■状態 可。中古品のため、経年変化による多少の汚れ・日やけ・僅かなシミなどございますが、綺麗な状態です。 ■参考 Google翻訳 https://docviewer.yandex.com/?url=ya-disk-public%3A%2F%2FDlqHKu%2F8pSZ4GoUuut4rd2M%2F1KhnweSWFTg7%2FCgTa1Q%3D&name=Pasaules%20berni-16(1979).fb2&c=57ef7ad676eb
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『MANS DZĪVES RĪTS』DOKU ATIS / IZDEVNIECĪBA <<LIESMA>> RĪGĀ 1971
¥1,800
1940年、バルト三国のラトビアは首都リガで、ソ連によってつくられた出版社LIESMAによる本。 作者のDOKU ATIS(1861 - 1903)は、ドイツ語とロシア語を学び、1894年にこの『MANS DZĪVES RĪTS』を生み出しました。 グーグル翻訳によれば『My life in the Morning』ということで、表紙に出ている太陽は朝日でしょうか。実のなった木を中心に、左にヤギ、右にはその果実?を拾いにきたのか、カゴをもった少年がおり、お互いに目を見ているようなイラストレーションです。木には鳥が一羽とまっています。 中の挿絵を冒頭のほうだけ見ていきます。 まず、はだしの少年と大きな木を指差す帽子をかぶった老人がまず出てきます。そのあとは、猫がいる室内のシーンと思われ、機織り?をしている老婆が、帽子をかぶり靴をはいた老婆の肩に手をまわし、おだやかな表情で口を少しだけ開けています。少年の首には、マフラーのようなものが巻かれています。老婆からもらったのでしょうか、、さらに場面は変わり、時計とテーブルのある部屋で、キセルをたくわえた人、それを除く女性、何か書類を読む人、それを除く少年、椅子のわきに座る犬が登場します。表紙のヤギがキーになっているようですが、それがどのように少年や他の登場人物たちと関連しているか、までは読み取ることができませんでした。 中身はご覧の通りオレンジと茶色の2色をうまく組み合わせた、味わい深い仕上がりです。 ■商品詳細 Publisher : IZDEVNIECĪBA <<LIESMA>> RĪGĀ 1971 40ページ 縦:21.5cm × 横:16.7cm × 厚さ:0.4cm ■状態 良。中古品のため、経年変化による多少の汚れ・日やけ・僅かなシミ、ほぼ全ページにわたる角の耳おれ5mmほどがございますが、綺麗な状態です。 ■参考 http://dzelzbibl.awardspace.com/a_doks.html
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『MAZULĪŠI』Dzidra Rinkule-Zemzare / RĪGA <<LIESMA>>1986
¥1,800
バルト三国の一つ、ラトビア共和国の首都リガのシリーズです。 コエノエでの登録三冊目にして、ようやくロシア語が奥付にある理由が朧げながら分かってきました。 参考サイトによれば、<<LIESMA>>というリガの出版社は、1940年にUSSR(ソ連)によって立ち上げられ、2001年6月22日に営業をやめているようです。 ソ連がどういう意図で、リガでラトビア語の出版物を出そうと思ったのか、、なんだか興味が湧いてきました。 Dzidra Rinkule-Zemzareというこの本の著者については、The Council of the Creative Unions of Latvia (CCUL)という組織のサイトで詳細を見つけることができました。1920年生まれで、2007年に亡くなっており、子どもの絵本を数多く描いてきた作家・詩人のようです。 表紙は黄色の背景に、木の枝が広がり、枝にのっているリスが木の実をまさに食べようかというタイミングで、少年と目が合っているといったシーン。中身は、はりねずみ、うさぎ、ひよこ、イノシシ、鹿、フクロウ、犬、小鳥、キツネ、カメとキノコ、猫、馬、ラクダ、ヤギ、カバ、象、トラ、猿、アヒル、しろくま、アザラシ、ライオン、クマ、コアラ、カンガルー、オコジョ、豚、牛が優しいタッチで描かれています。ほとんどが親子同士で描写され、共通するのはどれも仲睦まじい様子であり、作者の人柄が現れているかのようです。ますます、この著者のことを知りたくなってきました。 ■商品詳細 Publisher : RĪGĀ <<LIESMA>> 1986 32ページ 縦:21.5cm × 横:16.7cm ■状態 良。中古品のため、経年変化による多少の汚れ・日やけがございますが、綺麗な状態です。 ■参考 http://www.isfdb.org/cgi-bin/publisher.cgi?52145 http://artists.lv/profile/dzidra-zemzare/
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『PAR ZILONI』BORISS ŽITKOVS【中古】
¥1,500
ラトビアの首都リガで入手しました。 表紙には複数の色で、森の中で丸太を鼻で担ぐ象が。中は、橙と墨の2色のみで、海と船、森の中の象とそれに乗る少年たち、井戸から水を汲む象と、そこから水を運ぶ少年二人、川辺で象が少年たちに鼻ですった水をかけて、少年たちが気持ちよさそうにしているところ、丸太を必死に動かそうとしている象が描かれています。 Москва 1971とあるので、ロシア(当時は、ソ連)で発行されたものかもしれません。 ※のちに、LIESMAという出版社が、ソ連によってリガで立ち上げられたということが分かりました。 ■詳細 IZDEVNIECĪBA <<LIESMA>> RĪGĀ 1976 16ページ 縦:21.5cm × 横:16.7cm ■状態 中古品のため、痛み、破れ、しみ、耳折れ跡などがございます。 ご理解の上、ご購入いただければと思います。
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Coyote コヨーテ No.53 星野道夫のアラスカの暮らし【中古】
¥4,500
私と苗字が一緒なので、かどうかわかりませんが、書店に勤めていた頃からなんとなく意識し、また動きの鈍い写真集コーナーの中で、定期的に動く定番が星野道夫さんでした。 没後20年を迎えたということで、全国を巡回する写真展が開催されたり、ほぼ日のTOBICHIでは35mmフィルムが100枚見れるという面白い企画が展開されているようです。そのほぼ日さんで、「なんでもない日の、星野道夫」と題して、編集者の松家さんと奥様の直子さんの対談がよかったです。奥さんが写真の整理をしていると、結婚後に奥さんが好きな花の写真が増えていたことに気づいたというくだりで、星野道夫さんは何も奥さんにそのことは言っていなかったそうなのですが、実は松家さんは道夫さんからそのことを聞いていた、という話が一つの道夫さんの人柄を現すエピソードとして印象的でした。 その対談でも話題にあった、Coyote コヨーテ 53号の星野道夫特集。ぜひ読んでみてください。 ■在庫あり:本の状態 新品で購入し、一読したのみのものです。表1、表4、天、地、小口、背、中身ともに、目立った傷、タバコの臭い、耳折れ、書き込みなどなく、大変良好な状態です。 ■詳細 出版社: スイッチパブリッシング (2014/9/15) ISBN-10: 4884183959 ISBN-13: 978-4884183950
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『緑のアイデア』石原和幸(中古)
¥500
SOLD OUT
マンションに住んでいたときにはベランダで野菜をプランターで育てたり観葉植物を育てたり、一軒家に引っ越してからは庭に畑を作ってみたりと、これまでずっと植物を育てることに挑戦してきたように思います。ではなぜそうしたいのかと考えると、子供の頃育った、野山に囲まれた自然豊かな風景をもう一度取り戻したいとどこかで思っているから。春にはたんぽぽの黄色、すみれの紫、山桜の薄いピンクが、夏には露草の青、どくだみの白、ねむの木のピンクと白のグラデーションが…と、思い出の風景はカラフルな色彩で溢れています。 その書名に一目惚れした本書の著者、石原和幸さんも、幼少の頃育った田舎の風景を胸に抱きつつ、世界的に活躍されているランドスケープアーティスト。著名な方とは後で知ったので、本書で紹介されているチェルシーフラワーショーで受賞した作品などはそれほど心惹かれなかったのですが(…)、マンション暮らしでの緑の取り入れ方や、どのように管理すればよいか、どのように楽しめば良いかがわかりやすい文章で綴られた前半はとても楽しい。例えば、洗面所をジャングルのようにもじゃもじゃにしたり、台所に小さな野菜畑を作ったりといった具体的なアイディアも紹介されていて、しかも、どれも実際にやれそうなものばかり。 観葉植物というと、存在感のあるかっこ良いものは高価なものが多く、初心者にとっては枯らしてしまうかもと考えて手が出しづらいもの。その点、本書で紹介されているのは小型で比較的手に入れやすい植物が多いので、その点でもおすすめできます。「まずは1鉢を育てるところから始めましょう」と語りかけてくれる本書を参考に、自分の部屋(家)を「緑」にしてみませんか? ■詳細 『緑のアイデア』(WAVE出版) 174ページ 2010年12月 初版 ■古書 特に目立った傷みはなくきれいです。
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ビカクシダ bifurcatum(ビフルカツム)
¥1,500
別名コウモリランと呼ばれるシダの1種。ここ数年、インテリアプランツとして大人気です。ビカクシダは「麋角羊歯」と書くように、シカ(麋はヘラジカのこと)の角にその葉の形が似ていることから名付けられました。 原産は熱帯地域。樹木に着生し、株元に張りつくように出た「外套葉(がいとうよう、貯水葉ともいう)」と、鹿の角のような形で、先端に胞子嚢(ほうしのう)群をつける「胞子葉」という2種類の葉から水分を吸収しながら生きる植物です。 このビフルカツムはビカクシダの中でも最もポピュラーな種の一つ。比較的低温に強く、よく成長して子株を出すため株分けなどで株を増やす楽しみがあります。また、ビカクシダの中には葉が割れないものもありますが、ビフルカツムは文字通り鹿の角のように細く割れた葉が魅力。ビカクシダの中では比較的小型で、草丈/樹高は成長しても30〜50センチと室内で気軽に育てられます。 育て方は至って簡単で、年間を通して日光が当たる室内に置き、用土が乾く前に水を与えます。また、年に1度ほど緩効性化成肥料を置くとより元気に育ちます。 ○サイズ ビカクシダ:樹高/草丈:約25センチ/直径約30センチ 直径約10センチのガラスの器にココナッツチップが入った用土で植え付けています。 ※送料につきまして、海外在住の方はお手数ですがお問い合わせください。
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『猫ジャケ ~素晴らしきネコードの世界』レコード・コレクターズ増刊, ミュージックマガジン (古本)
¥2,000
SOLD OUT
「ネコード」というバカバカしくもかわいいタイトルが目につく1冊。説明するまでもなく、猫が登場するレコード/CDジャケットをひたすら紹介しまくる内容です。間に遠藤賢司のインタビューなどはあるものの、ひたすら猫ジャケに次ぐ猫ジャケ。読んでいるこちらも、「かわいいー、あーかわいい」という感想のみ。そのシンプルさが猫好き、音楽好きを惹きつけるのか、第2弾も出版されています。 本書を見ると、いかに音楽家に猫好きが多いかがわかります。犬好きよりも多いと思う、たぶん。そしてまた、たとえそれがどんなに残念な音楽であっても、猫がジャケットに載っているというだけで、ネコード・コレクターズの心を揺さぶる1枚となってしまうのですから、猫の販促力(?)にはすごいものがあるかもしれません。 夜、好きな音楽をかけ、お酒を飲みながらこの本をパラパラとめくっていると、なんというか、世界はとてもシンプルなものなんじゃないかという気がしてきます。(土澤) ■詳細 2008年8月発売 B5変型(210×182mm) 112ページ 中古品のため表紙などに多少のキズ、ヤケがあります。
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雑誌『BRUTUS』2015年9月15日号,マガジンハウス(中古)
¥400
SOLD OUT
『BRUTUS』の植物特集号。これは、さまざまな珍しい生態を持つ、あるいは見た目の変わった植物を“珍奇植物”と名付け紹介しています。 植物を育てる楽しみは人それぞれ。きっと最初はみんな、美しいから、日々育つ姿に癒されるから、花を咲かせてみたい、とシンプルな理由から育て始めるはず。それがいつしかハマり、ありきたりよりも、珍しかったり、変わった植物を手に入れたい…となってしまうんですね。そんな、コレクター心をくすぐる世界の植物もたくさん紹介されています。中でも、多肉植物、ティランジア(エアプランツ)、シダ植物などが多め。 ちょっと意外ではありますが、植物にも、ファッションやグルメなどと同じようにトレンドがあり、永遠の定番があります。人気のある植物を手に入れたいと思われた方は、本書の中でとっておきの1株を見つけてみてはいかが?(土澤あゆみ) ■詳細 『BRUTUS』 2015年9月15日号 124ページ フルカラー ■古書 古本の使用感はありますが強いダメージはありません。