2016/04/07 13:48
ベルゲリと思って育てていたら、交雑種だったというちょっと残念な株(?)のご紹介です。
ベルゲリはアエラントス(T,aeranthos)と姿がよく似ていて、さらに交雑しやすい種のため、
こういうことはよくあるそうです。
ただ、その株が交雑しているかどうかは花を見るまでわからないので、買う側としては
なかなかチャレンジングな買い物を強いられます。
本種は、本来なら淡いピンクの花苞と、ひらひらとよじれた花びらと淡い紫色の花を持つのですが、
ご紹介の株は、濃いピンクの花苞に濃い紫の花。アエラントスにそっくりです。
もちろん十分きれいなのでがっかりする必要はないのですが、ベルゲリの花が見たかった、
という気持ちも捨てきれないところです。
でもこういう予期せぬ展開も、植物を育てる楽しさかもしれません。
育て方は容易で、寒さに強く、比較的乾燥にも強いため、真冬以外は屋外で育てられます。
やや花が咲きづらいですが、開花しなくても子株で増えます。