2016/03/13 10:31

最近では、園芸店などで吊り下げられて売っているのをよく見かけるのがこのウスネオイデス。スパニッシュモスとも呼ばれます。

以前、現地では梱包の際のエアクッション代わりに使われていたというほど手に入りやすかったようですが、これだけ日本で流通しているのを見ると、今はどうなのでしょう……。

さて、ウスネオイデスは、こうした束で売られていますが、じつは小さな一株が連なって伸び、1本の束を作っています。
一株は4~5センチほど。細い葉のため乾燥しやすく、冬は水やりに注意が必要です。こまめに霧吹きなどで与えるか、加湿器の近くに置くなどすると良いでしょう。乾燥が進むと干からびたような状態になり、束の所々がグレーに変色してしまいます。
寒さには強いので、冬でも霜が降らない限りは枯れる心配はありません。

ウスネオイデスは、その繊細な株姿も魅力ですが、なんといっても小さな可憐な花を見てほしいのです。透き通った黄緑色の、1センチほどの花には甘い香りがあります。育てていれば1~2年に1度は咲くので、ぜひ楽しんでください。


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