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『ほぼ日刊イトイ新聞の本』糸井重里, 2004, 講談社文庫

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ウェブ、IT、出版、メディア、Eコマース、コンテンツ、、これらを私は広く情報産業だと捉えているのですが、これ考えるときに常に意識せざるをえないのが、糸井さんのほぼ日である。

コピーライターとして広告の第一線で活躍されながら、クリエイティブがダンピングされてしまうことに疑問を持っていた糸井氏が、1997年秋に「サッカー日本代表を応援するホームページ」で衝撃を受けたことが発端となっている。

そこは、テレビや新聞には載らない情報が、職業や肩書きを超えて、無償でやりとりされている世界だった。「人間は、---損得だけで動くものではない。身銭を切ってでも何かをしなければいけない、何かをしたいというものを、みんな持っているんだな、という子どものころに信じていたことが、ありありと再現されていた。」と、驚き以上に、気持ちよさがあったという。

この頃、糸井氏は49歳。翌年の1998年(といえば私が13歳、中学に入ったばかりの頃)には、「クリエイティブがイニシアティブを握る」という想いを胸に、ほぼ日を立ち上げた。

それから17年たった今でも、前述した出版やメディア業界は、無形で、価値が測りにくい情報をお金にどう変えるのか、模索し続けているように思う。

それを、自らの体験から、ネットの可能性を見出して先んじて開拓してきたほぼ日は、今や上場を視野に入れているようだ。

翻って、私のほうはどうだろう。
ネットが云々というよりも、日々の暮らしの中で大切に思うことや瞬間、つながりを、貯金していくような感覚、、語弊があるかもしれないけれど、コエノエはもしかしたら、新しいカタチの銀行のような場所を目指しているのかもしれない。

それこそ最後発の試みで、どこまでいけるか今は全く分からないけど、分からないことを模索する場として、既存の取組や大手プレイヤーが提供できない価値を見出していきたい。(星野)

※2001年4月講談社より刊行されたものを文庫化。

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